ウォーキング・デッドの生みの親が作った映画「ミスト」が好きだ!
2015/12/14
ウォーキング・デッドシーズン1の製作総指揮をしていたフランク・ダラボン監督。
映画「ミスト」って彼の作品だったんですね。
最近、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」や「ウォーキング・デッド シーズン5」を観るたびに、なぜか「ミスト」を思い出していたので、調べていたら、シーズン1の製作総指揮がミストの監督だったって知って、ちょっと納得しました。
フィアーにもウォーキングデッドシーズン5にも、フランク・ダラボン監督は関わっていないんですが、家族と終末、宗教と終末、など扱っているものが似ていたので、「ミスト」を思い出したんだと思います。
「ミスト」を観たことがない方向けに「ミスト」を紹介します。
映画「ミスト」は、ゾンビものじゃなくSFホラーパニック映画
ミストは、ゾンビものではありません。得体の知れない化け物がある日、突然、霧の中から襲ってきて、スーパーマーケットの中に立てこもる、というSFホラー映画です。
見所1:ミストのキャストをウォーキング・デッドに起用
ミストに出演している俳優さんが、ウォーキング・デッドシーズン1に起用されています。
- アンドレア役のローリー・ホールデン
- キャロル役のメリッサ・マクブライド
- デール役のジェフリー・デマン
見所2:スティーブン・キング原作
ミストはスティーブン・キング「霧」が原作。
同じくスティーブン・キング原作の「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」もフランク・ダボラン監督が手がけています。
見所3:逃げるべきか、とどまるべきかを問う作品
見所4と5にも関わってくるのですが、立てこもっているスーパーマーケットを脱出した人々と、とどまった人々がいます。
主人公一家は逃げる以外なかったけれども。
見所4:宗教に救いを求める人々
主人公一家が逃げざるを得なかった理由のひとつに宗教が関係します。
ウォーキング・デッドの神父さんを見ていると、宗教はパニック時、人々を救いませんが、この映画では"少なからず"救われている人々も。
見所5:最後は救いがない
この映画、最大の見所はラストです。
ここはスティーブン・キング原作ではなかったシーン、とのこと。
この衝撃のラストを観ているせいか、どんなハッピーな映画でも、ラストに大どんでん返しがあるかもしれない、とビクビクしてしまうようになりました。
まとめ
ウォーキング・デッド自体は、シーズン5の第10話「乱れる心」で、マギーが、見つけた小屋の中のウォーカーに対し「銃があるのになぜ自殺しなかったのだろう」と疑問を口にし、キャロルが「あきらめなかったから」と答えていたので、ミストのような結末を迎えることはないと思いますが、フィアー・ザ・ウォーキング・デッドはもしかすると、ミストと同じような結末を迎える人もいるのではないか、と不安を抱いてしまいます。
どんな映画やドラマを観ても、「救いのないラストが待っているかもしれない」と私に不安を抱かせる元凶となった「ミスト」、ぜひ一度ご覧ください。
ウォーキング・デッドシーズン1の製作総指揮をしていたフランク・ダラボンの作品一覧
劇場映画の監督作品はミストの他に、以下のようなものがあります。
最近では、GODZILLA ゴジラの脚本にも関わっていました。