[海外ドラマ感想] ゾンビ・アット・ホーム<シーズン1>第1話
評価 95点。
Huluで配信中のゾンビアットホーム。シーズン1第1話の感想です。
ゾンビは部分死症候群(PDS)という病気であり投薬治療を行えば社会復帰ができる、というゾンビパニックが終結した世界が舞台を悲しく美しく描いたヒューマンドラマです。
ネタバレ最小限で感想を書きたいのですが、少々ネタバレありです。
ネタバレのない感想をご希望の方はこちらをどうぞ。
[海外ドラマ感想] ゾンビ・アット・ホーム<シーズン1>まとめ
第1話あらすじ
「部分死症候群 (PDS)」なる"病"に冒されたキーレン・ウォーカーは、家族が暮らすローアトン村に帰郷する日を迎える。だが、患者に対する差別感情が根強く残る村で、キーレンの帰郷が歓迎されるはずもない。両親のスティーブとスーはキーレンとの再会を心から喜んでいたが、妹のジェムは彼を受け入れることができずにいた。
感想
犯した罪のフラッシュバック
主人公のキーレンは、治療した元ゾンビ。
ゾンビだった頃に最後に襲った時の風景がフラッシュバックして、それに悩みます。
ゾンビだった頃、人間を襲い食べたのは、生存本能であり、病気であるから仕方ないと諭されますが、それでもやっぱり、襲ったことには変わりがないわけで。
殺人を起こせば、罪として裁かれ罰を受けますが、それがない。
自分には今、罪の意識があるので、余計辛い。
償えない罪の意識を持ち続けなくてはいけないのはとても恐怖です。
受け入れられず、殺されてしまう元ゾンビ
村にはキーレンの他にも元ゾンビが社会復帰として戻ってきているようです。
ただ、キーレンの村は、対ゾンビの義勇軍発祥の地。
いまだに、義勇軍や教会の牧師がゾンビ(野良ゾンビ)を討伐しているようなところなので、元ゾンビ達は家から出ませんし、家族も戻ってきたことを隠しています。
そんな中、牧師が義勇軍のリーダーに元ゾンビが戻ってきていることをリーク。
義勇軍は元ゾンビを容赦なく銃で撃ち殺しちゃいます。
このシーンがとても悲しかったです。
ゾンビは人間を食べ、人間はゾンビを敵として殺し合った後の世界で、なかなか、両者ともに受け入れがたいところがあるのかもしれません。
ゾンビが治療できて元ゾンビとなる可能性があるのであれば、今、日本でゾンビが発生しても、なるべく殺さないようにしたい。そう思わずにはいられませんでした。
義勇軍のリーダーの元へ元ゾンビが戻って来る
なんてこったい…元ゾンビを殺した義勇軍のリーダーの元へ、息子が元ゾンビとなって帰って来るとの知らせが…
今さっき、元ゾンビを殺したばっかりなのに、運命って残酷です。
義勇軍のリーダーは、元ゾンビの息子をどうやって迎え入れるのか、迎え入れないのか。彼は変わるのか、それとも変わらず、息子まで殺してしまうのか。
なんていうドラマを作るのだろう!!!
というところで、次回へ続きます。
以上で、ゾンビアットホーム シーズン1 第1話の感想を終わります。
ゾンビ・アット・ホームのおすすめ視聴方法
日本語字幕や吹き替えでのブルーレイ・DVDの発売情報は入手できませんでした。
Huluで動画配信されています
シーズン1全3話、シーズン2全6話がHuluで動画配信されています。
Huluには2週間無料お試し期間があるので、その間に全話観るのであれば、無料で動画視聴も可能です。
ゾンビ系海外ドラマはレンタルよりも動画配信サービスがオススメ!
※この情報は、2015年10月26日時点のものです。現在も配信されているかどうかは、Huluでご確認ください