[海外ドラマ感想] ゾンビ・アット・ホーム<シーズン1>第3話最終話
評価 100点。
Huluで配信中のゾンビアットホーム。シーズン1第3話の感想です。
主人公キーレンがゾンビ時代に最後に襲った人間の両親の元へ向かい、エイミーは預言者の元へ旅立ち、リックはビルに自分も元ゾンビだと認識させるシーズン1の最終回です。
やばいです。
何がやばいって、キーレンとキーレンの両親のシーンが涙止まりません。
ネタバレありです。
ネタバレのない感想をご希望の方はこちらをどうぞ。
[海外ドラマ感想] ゾンビ・アット・ホーム<シーズン1>まとめ
第3話あらすじ
かつてエイミーと一緒に人間を襲ったことがあるキーレンは、その現場となったスーパーマーケットを訪れる。そこで彼は、襲撃の現場に居合わせたジェムに命を救われたことを思い出す。自らが犯した罪を償うために、キーレンはジェムとともに被害者の両親に会いに行くことを決心する。
感想
遺体が見つからないのは希望なのか?
主人公キーレンのフラッシュバックでは、いつも義勇軍の女性を襲っています。
その女性の両親が、娘の行方を捜し続け、行方不明者情報としてビラを撒いているんですが、キーレンとキーレンの妹ジェムは、真実を告げに行きます。
キーレンが女性を襲ったこと、キーレンが女性を襲った際に妹ジェムはキーレンを殺せず、見殺しにしてしまったこと、それを告げようとしますが、女性のご両親は信じません。
噛まれて感染したなら、いつか元ゾンビとして戻って来る。と信じて疑わなくて、結局、二人は女性の両親に希望を持たせたまま、家路につきます。
この世界では噛んでも感染しません。そして、ゾンビとして生き返るのはある一定の時期までだったようなので、キーレンが襲った女性が生きて帰ってくることはないようなのです。
娘の帰宅を願い捜し続けるご両親の姿は見ていてとても辛いけれど、いつか、ご両親の気持ちも時間が解決してくれると期待しています。
なぜ受け入れられなかった?!
義勇軍のリーダーであり、キーレンの親友リックの父であるビル。
教会の牧師さんが「今蘇っているのは偽物だ」とそそのかし、リックにキーレンを殺させようとします。
リックはもちろん、キーレンを殺したくなんかありません。
だから、打ち明けたんです。自分が元ゾンビだと。
みんな知ってるのに、父親のビルだけ、真実から目を背けていたんですよね。
もし、父親のビルが、リックが戻ってきた時点で真実を受け入れていたら、あんな不幸は起きなかっただろうに、と残念でなりません。
いや、もっと前だな。リックが戻る前、元ゾンビの女性を殺してしまう前に、元ゾンビという存在を受け入れていれば、あんな不幸はなかったのに…
自殺した時点へ戻って、やり直す家族
リックを亡くした主人公キーレンが洞窟でリックのことを思い出していた時に、キーレンの母親が探しにきます。
そして、父親との馴れ初めや、父親がキーレンともっと話したがっていることなどを伝え、二人で家に帰ります。
父親にもっと叱ってくれとキーレンが要求し、普段無口な父親が一生懸命思いを伝えます。
それは「今」のことではなく、キーレンが自殺した当初の事なんですよね。
キーレンが行方不明になって数日後、洞窟にキーレンを捜しに行った父親がキーレンの亡骸を抱いて走っていた話。
その時は、リックが戦死して絶望したからキーレンが自殺したんです。
今もそう。リックがビルに殺され、キーレンが行方不明。
キーレンの父親も母親も妹ジェムもその時の事、思い出さないわけがない。フラッシュバックしないわけがない。
キーレンが自殺した時、本当は自殺していなくて、ただただ家出しただけで無事帰っていたら、こういう光景が見れたんだろうな、と。
あの時からやり直したんだな、と涙が止まらなくなりました。
どんなに悲しく辛いことがあっても、支えてくれる家族がいるなら大丈夫。生きていける。
そう思えるラストシーンでした。
というところで、最終回終わりです。
シーズン2では、預言者が出てくるのでしょうか。
どういった展開になるのか、楽しみでもあり、怖くもあります。
以上で、ゾンビアットホーム シーズン1 第3話の感想を終わります。
ゾンビ・アット・ホームのおすすめ視聴方法
日本語字幕や吹き替えでのブルーレイ・DVDの発売情報は入手できませんでした。
Huluで動画配信されています
シーズン1全3話、シーズン2全6話がHuluで動画配信されています。
Huluには2週間無料お試し期間があるので、その間に全話観るのであれば、無料で動画視聴も可能です。
ゾンビ系海外ドラマはレンタルよりも動画配信サービスがオススメ!
※この情報は、2015年10月26日時点のものです。現在も配信されているかどうかは、Huluでご確認ください