コムアイと石橋静河登場!Dele第二話ネタバレなしの感想
山田孝之&菅田将暉のW主演で人気を集める『dele/ディーリー』が7月27日、ついに始まりましたね。
もし、自分が突然死んでしまったら誰にも知られたくないデーターをどうすればいいのか?
デジタル化された現代社会だからこその闇に初めて斬りこむサスペンスミステリーは今までにない面白さが。かなり惹き込まれる仕上がりになっていますよ。
また、映画を観ているような映像で撮られ、じっくりと見ていないとその後の展開が分からなくなりそう!山田孝之さんと菅田将暉さんの息のあったやり取りも見どころのひとつです。
1話完結なので、今からでも十分に楽しめるのではないでしょうか。
毎回豪華なゲスト陣が話題ですが、第二話のゲスト出演はコムアイ(水曜日のカンパネラ)と石橋静河でしたね。
それでは、まずは第一話を振り返っていきたいと思います!
第一話では
被告人として出廷した何でも屋の真柴祐太郎(菅田将暉)を弁護士の坂上舞(麻生久美子)は弟である坂上圭司(山田孝之)の経営する「dele.LIFE」で働くように指示します。
ここはクライアントの依頼を受け、その人の死後に世の中に知られたくないデジタル遺品を抹消するという裏の世界の仕事。
淡々と仕事をこなしていく圭司のクールな姿勢を、人情味あふれる祐太郎が変えていくのかと思いきや、祐太郎の過去にある何かを見つけた圭司と初めから何かを知っていそうな舞の「人には色々な顔があるもの」という意味ありげな言葉で終わるシーンに、一体何があるの?と予測が立ちません。
祐太郎が隣のビルへ飛び移るアクロバティックなアクションも逃せません。車いすを見事に操る圭司の一見地味にみえるけどキレのある動きにも注目したいところです。
山田孝之さんは、休憩時間に車いすでウィリーを披露していたとか。お二人とも抜群の身体能力の持ち主なのでしょうね。尊敬です。
『dele.DOCUMENT』ではdeleの世界がどんなふうに作られたのかを追いかけた3か月が『ビデオパス』にて全8話放送されています。こだわりのドキュメンタリーをご覧になってはいかがでしょうか?
麻生久美子さんの学生時代の経験が、まさかこんなところで役に立つなんて...という裏話が語られていますよ。
ちなみにデジタル遺産って言葉をご存知でしょうか?
これはインターネットの中にある自分だけの財産のことを言います。
例えば、スマホの中の写真、SNSの情報、ドロップボックス、You Tubeの動画、証券の口座や株式などのこと。考えてみると現代はネット無くしては何もできない状態、つまりそれだけ依存していると言い換えることができる時代なんですね。
だからこそ、このドラマには見応えがある!と言えそうです。
第二話で気になったポイントは
- 祐太郎(菅田将暉)の正体は?
- 圭司(山田孝之)のクールじゃない一面
- 舞(麻生久美子)は一体何を知っているのか?
- 詩織(コムアイ)と沙也加(石橋静河)のガールズバンドは謎だらけ!
でした。
これらを軸に早速、基本ネタバレなしで感想を書いていきますね!
第二話のあらすじ
第二話の、公式サイト掲載のあらすじです。
自分のスマホが48時間操作されなかったら、スマホのデータを全削除してほしい――。プログラマー・坂上圭司(山田孝之)が営む「dele. LIFE」にそう依頼していた宮内詩織(コムアイ)のスマホが、操作されなくなったとの信号が送られてきた。死亡確認に向かった圭司の相棒・真柴祐太郎(菅田将暉)は、自室でペンを握ったまま死んでいる詩織を発見。さらに「エンディングノート」と書かれた1枚の紙を見つける。そこには「お葬式はしないでください」など、プリントアウトされた希望リストとともに、「dele. LIFE」宛に手書きで「やっぱりデータは消さないでください」との一文が記されていた!
何らかの理由で死にそうになった詩織が、慌ててこの一文を書き足したのだとしたら、なぜ彼女は死ぬ直前になって削除依頼を撤回しようとしたのか…。圭司と祐太郎は謎多き本心を探らざるを得なくなる。やがて祐太郎は友人のふりをし、詩織の両親と接触。葬式にほかの友達も連れてきてほしいと頼まれ、詩織の友人を探し始めた祐太郎は巡り巡って、春田沙也加(石橋静河)が働くガールズバーへとたどり着く。だが、詩織の名を聞いた沙也加は、怪訝な顔で彼女のことはよく知らないと告げ…!?
やがて想定外の事実が次々と発覚。そんな中、祐太郎の一言が響いた圭司は、詩織が削除依頼を取り消したデータの中身を確かめようと決意をする――。
第二話のゲスト出演はコムアイ(水曜日のカンパネラ)と石橋静河
今回のゲスト出演はコムアイ(水曜日のカンパネラ)と石橋静河でした。
二人をご存じない方のために軽く紹介していきましょう!
コムアイ(水曜日のカンパネラ)
コムアイは最近人気急上昇中の音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」でボーカルを務めるミュージシャン。
各地の音楽フェスに引っ張りだこで、流行感度の高いオシャレな人たちに大人気です。
ウィキペディアの紹介を引用します。
本名は輿美咲(こし みさき)で、アメリカンフットボール解説者で富士通フロンティアーズ副部長を務める輿亮[17][18]が父である。
1992年7月22日生まれで血液型はA型である。神奈川県出身[3]で慶應義塾大学を卒業した。鹿の解体[注 1]を特技とし、本人曰く低血圧により起床を苦手とする。落語鑑賞、映画鑑賞、消されそうなツイートのスクショを撮ること、プロレス観戦などを趣味とする。
芸人のマキタスポーツは“エロくない壇蜜”と評している。
好きなアーティストは大貫妙子、ちあきなおみ、椎名林檎、岡村靖幸、レキシ、レイ・ハラカミ、Corneliusなど。
アーティスト名はTwitterのアカウントをそのまま使ったもので、本名の名字と名前の頭文字の「コ」と「ミ」をアルファベットにした「KOMI」にしたところ既に誰かに使われていたのでアンダーバーを入れて「KOM_I(コムアイ)」とした。
水曜日のカンパネラ結成前は音楽活動は一切行っておらず、自分は普通の社会人になると思っていた。
好きなアーティストを見るだけで、オシャレ感が伝わってきますね。
コムアイのTwitterはこちらです
石橋静河
石橋静河は両親ともに俳優の、24歳の女優。
ウィキペディアを引用します。
俳優(男優)の石橋凌と俳優(女優)の原田美枝子の次女として生まれる。
4歳よりクラシックバレエを始め、15歳でボストン、カルガリーのバレエスクールに留学後、2013年帰国。その後、コンテンポラリーダンサーとして活動していたが、2015年始めより役者としての活動を開始。 2016年、野田秀樹演出の舞台『逆鱗』に出演。
2017年公開の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門入選、第91回キネマ旬報ベストテン日本映画第1位)にて、池松壮亮とW主演で初主演を果たし多くの新人賞を受賞。ブルーリボン賞新人賞は1976年に母親の原田美枝子も受賞しており、史上初の親子受賞となった。
姉の優河は、シンガーソングライターで、2017年にユニクロのCMで共演している。
妹さんもシンガーソングライターだし、完全に芸能一家。まだ24歳だしどんな成長を見せてくれるのか、非常に楽しみですね!
本人のInstagramはこちらです!
さてそれでは本編の感想に移っていきます!
祐太郎(菅田将暉)の正体は?
とっても人懐っこく、優しい心の持ち主。人の心にすんなりと入り込み、気持ちが分かるかのように言葉巧みに嘘をつける少し不思議な存在です。
彼が背負っている過去には一体何があるのか...とっても気になります。
第一話で見せた菅田将暉さんの身体能力の高さは、高校時代にアメリカンフットボール部で身に着けたものなのかもしれませんね。
ビルの屋上から屋上に飛びうつるスタントもこなすほど。まさに日本版『ミッションインポッシブル』のトム・クルーズのように見えました。骨折しなくてよかったですね。
圭司(山田孝之)のクールじゃない一面
クライアントの依頼を忠実にこなす、クールなイメージの圭司ですが、今回はちょっと意外な一面をのぞかせています。
リスペクトしているガールズバンドの曲にノリノリなところを偶然見つかってしまった後に、いつも通りに振る舞うところは、少しかわいいかも?
PCを巧みに操りながらも「自分はハッカーでもクラッカーでもない」と真顔でおやじギャグを言ってのけるところにもクスッと笑える一面をのぞかせています。
でも、やっぱりどこかに影を背負っているのは明らかで、何を考えどこを見ているのか分からないところが。
山田孝之さんは2007年に公開された『クローズZERO』以降ワイルドな役を演じるようになり、イメージを変えることに成功しています。
様々な役を演じることで、役者の幅を広げた俳優さんなんですね。
舞(麻生久美子)は一体何を知っているのか?
弁護士を仕事にする舞の事務所の地下に圭司のdele.LIFEは設立されています。
ことあるごとに顔を出し、圭司を見守るその姿には、やはり裏がありそうな予感しかないです。
圭司をどうしたいのか?そのために祐太郎をどう使いたいのか?まだまだ見えてきません。
でも、圭司の心に住み着く何かを祐太郎の力を借りて変えていきたいと思っているのではないでしょうか。そんな気がしてなりません。
麻生久美子さんは、2006年にドラマ『時効警察』でコメディに初挑戦し、新境地を開いたのですね。今回の役柄も重要なカギを握っているのかもしれません。
詩織(コムアイ)と沙也加(石橋静河)のガールズバンドは謎だらけ!
今回、詩織役を務めたのは「水曜日のカンパネラ」のコムアイさん。やはり自分自身が歌手ということもあって、ガールズバンドメンバーの役は適任だったと思います。しかし、初めの登場シーンが遺体とは...。今後もドラマの出演が多くなるかもしれませんね。
そして詩織の親友であり、同じガールズバンド「The Mints」のメンバーである春田沙也加を石橋静河さんが演じました。詩織への思い、沙也加と祐太郎の駆け引きは見逃せません。
そんな二人がメンバーのガールズバンド「The Mints」は謎の多い存在。詳しい情報はあまり知られておらず、名前、顔すら公表していないほどです。なぜ名前すらも公表すらしないのか気になりますね。
そんな謎多きThe MintsのPretendと言う曲が作中に起用されていました。それは英語の歌詞で、ジャズのような大人っぽい曲調の中美しい女性の歌声が流れてきます。
祐太郎はPretendをガールズバーのBGMで聞き惚れ、圭司はファンクラブに入ってしまうほど中毒性が高い曲です。
この曲は2話が放送される前日の2日に「dele」の公式アカウントが突然投稿して、コムアイが歌っているのではと話題になっています。一度聞いてみてはいかがでしょうか。
とっても豪華!
deleは小説をドラマ化しています。
そして、なんといっても毎回変わる脚本家の豪華な顔ぶれ!
本多孝好さんの原作で脚本も手掛けています。
他には
- 金城一紀さん 代表作 『SP』、『CRISIS』、『奥様は取扱注意』
- 瀧本智行さんはdele の監督も務めて脚本も手掛けています。代表作『去年の冬、きみと別れ』
- 青島武さん 代表作『追憶』、『ツレがうつになりまして』
- 徳永富彦さん 代表作『相棒』、『警視庁捜査一課9係』
- 渡辺雄介さん 代表作『20世紀少年』、『GANTZ』
という豪華な脚本家が名を連ねています。
毎回違う脚本家がリレー方式でつないでいくなんてすごい試みですよね!
今後の展開がますます楽しみになりませんか?
今後のゲストは?
deleは脚本家の凄さに加えて、ゲスト俳優がすごいんです。
豪華すぎる。。。
朝比奈秀樹さん、大塚明夫さん、高橋源一郎さん、塚本晋也さん、野田洋次郎さん、松本若菜さん、Mummy-Dさん、矢島健一さん、山田愛奈さん、余貴美子さん、渡辺大知さん、橋本愛さん、など。
こんなに豪華な顔ぶれが、今後出演予定なんです。
一話、二話と進んできましたが話の展開がテンポよく進み、なおかつそれぞれの人物にどこか謎を秘めたような裏側が見え隠れしているのでもう目が離せません!
人が公にはしたくないものの本質が何なのか?美しい心と表裏一体にある憎しみや復讐といった誰にも知られたくない心の奥底にある部分を、どう表現していくのか、何を伝えようとしているのか、見ている側に楽しみを与えてくれているような気がしますね。
次週の放送を心待ちにしましょう!
第三話のあらすじと予告
非常に楽しみな次回放送第三話。ゲスト出演者は「江角 幸子」役に余 貴美子と「浦田 文雄」役に高橋 源一郎。
こちらが予告編です。
公式サイト掲載のあらすじはこちら。
「dele. LIFE」の事務所に、さびれた街で写真館を営む老人・浦田文雄(高橋源一郎)が現れた。社長の坂上圭司(山田孝之)が外出中だったため、真柴祐太郎(菅田将暉)は無断で浦田を事務所内に案内。さらに浦田から、死後のパソコンデータ削除と併せ、“奇妙な依頼”を引き受けてしまう。それは…削除する前にデータをコピーし、バラの花と一緒に同じ街の住人・江角幸子(余貴美子)へ届けてほしい、という依頼だった!
勝手な受託に苛立ちを隠せない圭司の隣で、浦田の依頼にロマンを感じる祐太郎。ところが数日後、耳を疑うような事実が判明する。浦田が海に飛び込んで自殺したのだ! 死亡確認に向かった祐太郎は突然の出来事に肩を落としながらも、幸子の所在を確認すべく、彼女が営む理髪店へ。身元を偽り、幸子に接触するのだが…!?
やがて祐太郎は、不審な男が写真館に忍び込み、浦田のノートパソコンを盗んでいく現場を目撃。すぐ圭司に報告し、何とかして男の正体と居場所を突き止めようとするが、事はそう簡単には運ばない。その矢先、浦田のパソコンが起動したとの信号が、圭司のPC端末「モグラ」に送られてきて…!
たのしみに放送を待ちましょう!!!