ゾンビマニアクラブ

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ゲストに余貴美子と高橋源一郎が登場!dele第三話ネタバレなしの感想

dele/ディーリー

夏の連続ドラマを評価する『朝日新聞』と『読売新聞』の記者座談会で堂々の第1位を獲得したdele。またオリコンが発行している週刊エンターテイメントビジネス誌『コンフィデンス』でも7月のドラマ満足度調査で第1位に選ばれていて、称賛の声が続々と届いています。

毎回豪華なキャストを迎え、ドラマの内容もますます盛り上がってきて今回は何が分かるのか?どんな人間模様が見られるのか?期待も高まります!

第一話では、山田孝之さんの車椅子アクションや、菅田将暉さんの隣のビルに飛び移る豪快なアクションが見られ、続く第二話では山田さんの見せた‟オタクキャラ“が話題に。

物語の本筋とは別の様々な角度から楽しめるエッセンスも加えて作られているところにも魅力がありますよね。

少しシュールな笑いも誘っていたのではないでしょうか?

今までは、どちらかと言えば若者のデータが身近な世代の物語でしたが、今回は‟アナログ世代“の60代の男女にフォーカスしています。

確かに60代というとデジタルな世の中から少し疎遠な気もしますが、もし現代にデジタルデバイスやデータが存在していなければ知らないまま消え去ってしまったかもしれない人生や人情といったものに語り掛けてきます。

最先端の機器とは対照的な昭和の古き良き時代をたたえる大人のドラマに仕上がりました。

第三話で気になったポイントは

  • 人は見かけで判断してはいけない
  • バラの花束の本数には意味がある?
  • 映画のような映像の美しさ
  • 圭司の技術力
  • 時間が止まっちゃったような街
  • 必見!舞の寝顔
  • 第三話を手掛けた監督と脚本家は名コンビ!

これを踏まえて早速、基本ネタバレなしで感想を書いていきます!

第3話のあらすじ

第三話の、公式サイト掲載のあらすじです。

「dele. LIFE」の事務所に、さびれた街で写真館を営む老人・浦田文雄(高橋源一郎)が現れた。社長の坂上圭司(山田孝之)が外出中だったため、真柴祐太郎(菅田将暉)は無断で浦田を事務所内に案内。さらに浦田から、死後のパソコンデータ削除と併せ、“奇妙な依頼”を引き受けてしまう。それは…削除する前にデータをコピーし、バラの花と一緒に同じ街の住人・江角幸子(余貴美子)へ届けてほしい、という依頼だった!

勝手な受託に苛立ちを隠せない圭司の隣で、浦田の依頼にロマンを感じる祐太郎。ところが数日後、耳を疑うような事実が判明する。浦田が海に飛び込んで自殺したのだ! 死亡確認に向かった祐太郎は突然の出来事に肩を落としながらも、幸子の所在を確認すべく、彼女が営む理髪店へ。身元を偽り、幸子に接触するのだが…!?

やがて祐太郎は、不審な男が写真館に忍び込み、浦田のノートパソコンを盗んでいく現場を目撃。すぐ圭司に報告し、何とかして男の正体と居場所を突き止めようとするが、事はそう簡単には運ばない。その矢先、浦田のパソコンが起動したとの信号が、圭司のPC端末「モグラ」に送られてきて…!

第三話のゲスト出演は余貴美子と高橋源一郎

今回のゲスト出演は余貴美子さんと高橋源一郎さんでした。

ふたりを知らない方のために少し紹介してきますね!

余貴美子さん

台湾人の父、日本人の母親を持つ横浜市生まれ。1976年に「オンシアター自由劇場」に入団し、退団後大谷亮介さんらと「東京壱組」を旗揚げします。1996年解散後はその活躍の場をテレビや映画に移します。

一般に広く認知されたのは2001年の朝ドラ「ちゅらさん」ではないでしょうか。

劇団で培った役の幅の広さを存分に活かし、出演した映画、ドラマは数多く、2008年、2009年に2年連続で「日本アカデミー賞最優秀助演女優賞」を受賞しています。

主な作品には映画では「学校Ⅲ」、「おくりびと」、「ディア・ドクター」などがあります。またドラマでは「竜馬伝」、「純と愛」そして現在NHKで放送中の「半分、青い。」も。

余さんの趣味は映画鑑賞の他、フラメンコや三味線、和太鼓に親しんでいます。また民謡は名取りにまでなっています。とっても多彩な方ですね。

60歳を超えた今もドラマや映画で着実に女優としての実績を積み重ねています。

今後もたくさんの作品で楽しませてくれることを期待しましょう。

高橋源一郎さん

高橋源一郎さんは小説家、文学者、文芸評論家、明治学院大学教授の顔を持っています。

小説の代表作の『さようなら、ギャングたち』は群像新人長編小説賞を受賞、『さよなら、クリストファー・ロビン』は谷崎潤一郎賞を受賞。その作風は幅広くハイカルチャーから大衆文化にまで及びます。

大の競馬好きとしても知られていて、『サンケイスポーツ東京本社版』で予想コラム「こんなにはずれちゃダメかしら」の連載を継続していて25年に渡る現在も続けているそうです。

その一方児童文学にも興味を持ち、『朝日小学生新聞』で児童小説「ゆっくりおやすみ、樹の下で」を毎日連載するなど精力的に創作活動に励んでいます。

また、映画では「つぐみ」、「今日子と修一の場合」に出演。

テレビでは「サンデーモーニング」、「カルテット」などに出演し物書き以外にも俳優としてメディアで活躍をしています。

高橋さんのツイッターはこちらです。

▶ https://twitter.com/takagengen

それではここからは、本編の感想を書いていきます!

人は見かけで判断してはいけない

圭司は案外ロマンチストな一面をのぞかせています。

クールな表情と口調の裏側に温かいものを持っているような気がしました。

凶悪犯でも見た目は普通以上におとなしそうに見える場合もあるのですから、人を見た目で判断するのは非常に難しいことですね。

バラの花束の本数には意味がある?

バラの花束を贈るときには、その本数に意味があるそうです。

参考までに調べてみました。

  • 1本のバラ――あなただけ、ONLY YOU!
  • 2本のバラ――世界は2人だけ!
  • 3本のバラ――I LOVE YOU!
  • 4本のバラ――至死不渝、死ぬまで変わらない
  • 5本のバラ――心から嬉しく思う
  • 6本のバラ――互敬、互愛、互諒!(互いに思いやる)
  • 7本のバラ――ひそかに愛していました!
  • 8本のバラ――お心遣いとご支援、激励に感謝します
  • 9本のバラ――いつまでも、ALWAYS!
  • 10本のバラ――十全十美、非の打ちどころがない

という意味があるので、それを意識して贈ると喜んでもらえるかもしれませんね。

ちなみに「百万本のバラ」には深い意味はありませんが歌手の加藤登紀子さんの歌があります。ご存知でしょうか?

知らない世代は一度聞いてみてくださいね。

映画のような映像の美しさ

さびれた海辺の町の映像に、まるで映画を観ているような気分になります。

海風に揺れる看板やシャッターが下ろされた商店街はのんびりとしていて、どこか寂し気で。

時間が止まってしまったような気がしてくる。

優しい映像の取り方に惹かれてしまいます。

圭司の技術力

いつもながらに見事な圭司のスキルです!

音声が録音された騒音の中から、声だけを拾う声紋検出は『ソナグラフ』(サウンド・スペクトグラム)を使用して声紋を描き出します。

その技術をPCで導き出す凄腕は見ていて気持ちが良くなるもの。

来週はどんなテクニックで楽しませてくれるのでしょうか?

時間が止まっちゃったような街

本当の意味で時間を止めていたのは幸子なのかもしれません。

浦田が寄り添っていてくれていた人生の時間に気が付いた時には、もう遅かったのかもしれませんが浦田は決して寂しくはなかったのだと思います。

自殺した本当の意味は本人しか分からないと圭司が言っていたように、その受け止め方は人それぞれでしょう。

自分の存在意義がなくなったことなのかもしれません。

幸子に気付いてほしかったのかもしれません。

その意味は誰にも分らない。

でも幸子は浦田の死によって、止まっていた時間を動かすことができました。すべてはここからまた始まるのだと思います。

必見!舞の寝顔

祐太郎がスマホに収めた舞の微笑んだような寝顔の美しさは、ほんの一瞬しか映りませんが必見の価値ありですよ。

第三話を手掛けた監督と脚本家は名コンビ!

第三話は映画『グラスホッパー』を手掛けた名コンビ、映画監督の瀧本智行と日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した『あなたへ』の脚本家青島武による作品です。

瀧本さんについて、ウイキペディアの経歴を引用します。

早稲田大学政治経済学部に在学中から自主映画や演劇活動に没頭。1993年頃からフリーの助監督として様々な作品に参加。TVドラマの脚本やプロットプランナーとしての仕事も手掛ける。映画『樹の海』で監督デビュー。

主な監督作品には『犯人に告ぐ』、『脳男』、『去年の冬、きみと別れ』などがあります。

『グラスホッパー』を手掛けるにあたって伊坂幸太郎の小説でしか成し得ない世界観を映像化することを青島さんたちと、どうすれば正解なのかを模索する日々が続きました。決定稿の後撮影しながらも、変わっていく部分もあり大変苦戦したようです

長い時間を共にする中で、手直しや調整を繰り返し生み出された映画作りは、今回のdeleにも活かされていたのではないでしょうか。

Deleもまた、緻密な計算によってストーリーが作り上げられてきたものであることが伝わってきます。そこにあるのは見るものを惹きつけてやまない魅力があるような気がします。

一話、二話とは違うdeleの引き出しが開けられたような作品でした。若者世代には分からない、大人の歴史を見ていたようです。

人それぞれに何かを感じられたらいいですよね。

「dele.DOCUMENT」はKDDIの映像配信サービスビデオパスで配信されていますが、今回のスペシャル動画では、自室の床でペンを握ったまま亡くなっていた詩織(コムアイ)を祐太郎(菅田将暉)が発見するシーンの舞台裏に密着しています。

コムアイの演技指導をした山田孝之の話など、ここでしか見られない映像もいっぱい。

動画の中には新たに始動する「dele」のあるプロジェクトについて菅田将暉が言及する場面も収録されているようです。

ファンならずとも、見てみたいですよね!

第四話のあらすじと予告

次回放送の第四話もとっても楽しみですね。ゲスト出演者にはRADWIMPSの野田洋一郎さんと俳優、矢島健一さんが出演されます。

まずは予告編から。

公式サイト掲載のあらすじはこちら。

 「人は二度死ぬと言う」「呪われた力を持った僕」「あの判断は間違っていなかったはずだ」
――そんな不可解なフレーズと葛藤に満ちた、遺書とも取れるメールが「dele. LIFE」に届いた。送信主は日暮裕司(野田洋次郎)という35歳の男。「dele. LIFE」にPDFファイルの死後削除を依頼していた人物だった。メールを受け取った坂上圭司(山田孝之)は「あれまで消えてしまうことが正しいのか」という言葉を目にするや、「あれ」が削除依頼ファイルだと推測。何を思ったか自ら進んでファイルを開き、子どもが色鉛筆で描いたと思われる絵が数点格納されているのを確認する。

すぐさま日暮の死亡確認に向かった圭司と真柴祐太郎(菅田将暉)は、色鉛筆を手に絶命している日暮を目視。遺体の下から描きかけの風景画と古ぼけた女性の写真を発見した圭司は、思いがけない言葉を発する。日暮はかつて天才超能力少年としてもてはやされたサイコメトラーで、圭司も心酔していた人物だというのだ! だが25年前、日暮はある少女の依頼で、失踪した母親の居場所を霊視しようとするも失敗。世間から猛烈なバッシングを受け、メディアから姿を消したのだという。

その哀れな境遇に同情した祐太郎は圭司とともに、最期の瞬間まで日暮の心を大きく占めていた思いをひも解こうとする。そんな中、日暮にとって“最後の依頼人”となった少女・松井美香(松本若菜)の行方が判明! 近所に住む父・重治(矢島健一)の助けも借りながら、今では幸せな家庭を築いているという美香を訪ねた2人は、妙な話を耳にする――。

ゲスト出演者のプロフィール

次にこのドラマの目玉である、ゲスト出演者のプロフィールを紹介します。

野田さん演じる日暮裕司(35)

「dele. LIFE」の依頼人。飛び抜けたサイコメトリー能力を持つ天才超能力少年として、かつて一世を風靡した。まだ10歳だった25年前、行方不明になっていた松井美香の母の居場所を霊視しようとして失敗。世間から猛烈なバッシングを受け、メディアから姿を消した。「dele. LIFE」には、数点の絵を格納したフォルダの死後削除を依頼していた。死を迎える瞬間まで、常人には計り知れない葛藤や孤独を抱え込んでいたようだが…!?

矢島健一さん演じる松井重治(68)

松井美香の父。25年前、美香が失踪した母の捜索を日暮裕司に依頼。彼女に付き添い、テレビの超能力特番に出演した。現在は定年退職。近所に暮らす美香夫妻やその娘と仲睦まじく交流しながら、悠々自適な生活を送っている。

松本 若菜さん演じる松井 美香(35)

25年前、テレビ番組を通して日暮裕司に、失踪した母親を探してほしいと依頼した人物。現在は結婚して一女をもうけ、幸せな家庭を築いている。日暮の霊視に関してはこの25年間ずっと、何やら思うところがあったようで…!?

また次週が待ち遠しいですが、楽しみが増えたと思って期待しましょう!

-2018年夏ドラマ, dele/ディーリー